個性學は、8桁の生年月日で人間の個性を類型化するという「人間学」
人間は生まれた時の周波数に影響を受けています。量子医学や占星術の捉え方と根本は同じですね。兄弟姉妹など、環境や遺伝などは似ているのに性格が違う理由の一つです。
すでに色々なところで使われているけれど、子どものことをより深く理解したいなら、個性學を知っておくと便利です。
3分類って?
個性學は人間を720通りにも分類できますが、そのベースとなるのがこの「3分類」の考え方。「個性學は3分類に始まり3分類に終わる」と言われるように基本中の基本の考え方なんです。
ちょっと硬い話になりますが、人類が発展してきた過程は次のようなサイクル。
新しい発想を生み出していく「創造」
その新しい発想を具体化していく「活用」
具体化されたカタチを世に広めていく「展開」
「日本個性學研究所」ホームページより
この3つの循環によって、人類は発展を続けている。
研究によって、この3つが、なんと、人間そのものにも存在していると言うことが分かったんです。面白いですよね!
この考え方から
- 「創造」の役割 = 人志向
- 「活用」の役割 = 城思考
- 「展開」の役割 = 大物思考
の3分類が個性學の基本になったというわけです。
要するに、人が生まれ持った個性は「人思考」「城思考」「大物思考」と名付けられた3つの分類に分かれるということ。
そしてその3つは、
・人生の目的(どんな人生でありたいか)
・生まれ持った性格(後天的にできあがったものは含まず)
・得意分野や社会での役割
が、全く違うということ。
(実は、この個性も「内面」と「外面」という2つがあるのですが、これについては別に書きます。)
だから3分類がわかると、お互いの根本的な違いが理解できるようになって、
「だからこの子の思っていることが、私には理解しにくいんだ…」とか
「私の言うことはなぜ伝わりにくいんだろうって思ってたけど、こういうことか…」
なんてことが分かります。
3分類でこんなに違う、幸せのカタチ
3分類の違いについて、先ずは「人生の目的」について説明しますね。
「人生の目的」ってちょっと大袈裟ですが、要するに「どうなった時に幸せを感じるか」ってこと。
そのためには、どんな環境を必要とするかがわかるので、ここは大切なところです。
不登校や引きこもりの子どもたちに、親は良かれと思ってやったことがマイナスの結果を生んでしまうことがあるけれど、これを知っていることで、かなり防ぐことができます。
では3分類ごとにざっくりとですが、書いていきますね。
恥ずかしくない生き方をしなければならない
- 「人志向」は、「恥ずかしくない生き方をしなければ」と思っていて、何よりも信頼を大切にし、人格者を目指す。
- 幸せであるためには、信頼できて気を遣わないパートナーや、友達と一緒に楽しめる環境が必要。
このように「人志向」は、人として恥ずかしくない自分、信頼される自分だと思えることが幸せ。周囲の評価をとても気にするので、とにかく「あなたがいてくれて良かった!」という気持ちで接することが大切です。
人生は楽しむためにある
- 「城志向」は「人生は楽しむためにある」と思っていて、自分らしさを大切にし、”自分らしい”を目指す。
- 幸せであるためには、自分を表現する場や楽しみがあること、誰にも邪魔されない環境が必要。
「城志向」は、人がどう言おうが、自分が納得しないとダメ。誰にも邪魔をされずに好きなことができる時間や場所を確保し、尊重してあげることが何よりも大切です。
人生は可能性を試す場
- 「大物志向」は「人生は可能性を試す場」と思っていて、可能性を大切にし、すごいと言われる人物を目指す。
- 幸せであるためには、目標達成に日々努力していること、自分が目立ち輝ける場所や、みんなと一体感を持てる環境が必要。
「大物志向」は「がんばる自分」が好きだけど、面倒くさいことはキライ。がんばっていない自分に苛立ちを覚えることがあるので、可能性を狭めないことや、機会あるごとに「あなたはすごい!」と安心させることが大切になります。
まとめ
以上、ほんの触りですが、個性學の基本の基本をご紹介しました。自分を知り、相手を知り、より居心地の良い関係を築いて環境を整えるためのツールとして個性學が役に立つと嬉しいです。
自分やお子さんの3分類を知りたい方は、お二人分の生年月日(できれば出生時刻も)を書いて、下の「お問合せ」よりご連絡ください。
個性學や3分類についてもう少し詳しく知りたい方は、「個性學First Stepセミナー」(合同会社アースエレメントによるもので、私が行うものではありません)に参加することも可能です。この記載があるうちでしたら通常5000円の講座が無料で受けられるようです。(無理な勧誘などはなく、単に知識として知るためのセミナーです。)そちらも同じく「セミナー希望」と書いてご連絡くださいね。
これからの人生の道標になれば幸いです。