親が元気で幸せそう! 子どもにとってもこれが嬉しいことなのだ!

子どもが不登校や引きこもり状態にある。好きでこの状態を選ぶ子はいないだろうし、本当にどうしようもなくて、申し訳なくて、心が苦しくて…。でも動けないからこの状態になっているんですよね。

我が家では不登校が始まってから、子どもが親の私に対する申し訳なさや自分への苛立ちからか、自分で自分の頭髪を抜き始めました。小学生なのに、頭頂部は禿げて地肌が見えてる状態。

こんな様子を見て、どんなに悲しかったか。最愛の我が子がこんな姿になって悩んでいる。ホントに辛かったな…。しんどかった…。まさに暗闇の中で一筋の光も見えず、どれだけ泣いたことか。

今思えば、たくさん回り道をしてきました。今でも完全に脱出したとは言えないから、偉そうに言えるわけじゃないんだけど、こんな経験をしてやっとやっと分かってきたこと!

まずは、

子どもは、自分が動けないことも苦しいが、その自分を見て嘆き悲しむ親を見るのはもっと苦しい

ということ。

不登校・引きこもりになる子って元々が繊細で優しい子たちだから、自分のせいで親がこんなにも悲しんでいるというのは、本当に辛いはず。その様子を見せられたら、エネルギーが溜まるどころかどんどん消耗しますよね。悲しみの原因を作っているのが自分なんですから。

だから、子どもにとって一番大切な「安心・安全な環境」をつくるためにも、

親自らが自分のやりたいことをやって、毎日を幸せな気持ちで過ごす

これがとても大切なことなんです!

そんなこと言われたって、こんな状況でどうやって幸せな気持ちで過ごせっていうの?

私もずっとそう思ってきた。そんなこと無理に決まってる!って。
でも一緒になって嘆き悲しんでいたら、いつまで経っても最愛の我が子が安心できる環境はつくれないんだよね。

それは分かるけど、悲しくて辛くて、この先どうなるんだろうって不安でいっぱいになる私。どうしたらいいの?

この辛さは、経験したものでないと分からない。
まずは悲しむときはしっかり悲しんでね。周りを巻き込んで、頼れる人や話せる人、施設をとことん利用して、遠慮せずに相談しましょう。子育ては一人でやれるもんじゃないからね。

その中で、自分が心地よいと感じる人と繋がって。この問題があったからこそ出会えた!と思えるご縁がきっとあるから。

情報だって自分が明るくなって希望がもてる情報だけを選んで来ればOK。その他は気にする必要なし!

たくさん泣いて不安を吐き出して、次のステップに進みましょう!

次のステップって?

親が「どんな状態でも大丈夫!」って思える自分を作っていくこと。
今も親として十分頑張っているんだから、まずは自分にマルをあげてほしいな。

子どもだって、不登校になるのも勇気がいることなのに、ちゃんと「行きたくない」って意思表示できてる。その意思表示を無駄にせず、否定せず、どんな状態でも最愛の我が子だからねってドーンと構えている自分になりましょう!

不登校・引きこもりは子ども自身の問題なのだから、半分くらいは子どもの考えに任せる。親もその問題からちょっと離れて、学校へ行かせようとしているエネルギーの半分を、自分の楽しみを見つけ自分の人生を楽しむ方に使う。これくらいの距離感をもってね。

いくら悩んでも、親の自分が100%「なんとかしてあげるから!」と思うのは、逆に、子どもへの依存だよ。親が楽しそうにしていれば、子どもは「今はツラいけど、将来は自分も楽しくなれるかも?」って思えるよ!

10年くらい前の自分に言ってます。

「この状態をなんとかしてあげたい、学校に行けるようにしてあげたい!」

こう願い続け、自分のことは後回しにして嘆き悲しんでいたあの頃に、これが分かっていたらよかったな〜。

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